ヤマシロヤ 模型製作Webコラム『オオゴシ*トモエのEnjoy Hobby!』は、ホビーの楽しさ、プラモデル作りの面白さを紹介するコラムです。みなさんもじょいほび!と一緒に楽しい模型ライフをはじめませんか?
 
ガンプラ製作コラム 1/100MGザク Ver.2.0編 
【第5回 粉を使ったウェザリング 泥汚れを表現しよう!の巻】

Text byオオゴシ*トモエ
 
2008年1月~5月にかけて制作しました、
バンダイ 1/100 MG ザク Ver.2.0の制作コラムです。

コラム第4回では、濃い色のパーツへの、
効果的なウェザリングの方法をご紹介しました。


お手軽ツールのリアルタッチマーカー
ウェザリングマスターを使用してウェザリングを行ったほか、
ドライブラシを行いました。コラム第4回はコチラ

ガンプラ製作コラム第5回では、
ウェザリングパステル使って、泥の汚し表現を行います。
現在製作しているキットは、
バンダイ 1/100 MG ザク Ver.2.0!


お題キットはこちら!
バンダイ 1/100スケール マスターグレードシリーズ
MS-06JザクII Ver.2.0


ガンプラ関連商品は、 ヤマシロヤ5階ホビー・フィギュアフロアで取り扱い中です!
そうそう、ヤマシロヤさんの6階ホビーフロアでは、
2008年初夏ごろから、面白い試みがスタートしました。

ガンプラマイスターのよろず相談所です。

ガンプラをはじめ、模型に関する相談を、
ガンプラマイスター 玉さんがズバッと解決!

詳細内容はこちらの記事をどうぞ

モデラーとしてのキャリアも長い玉さんには、
じょいほび!作業でもいつも的確なアドバイスをいただいております。
知識や技術は保証付きです!
お買いものをされているときに、わからないことがありましたら、
ぜひ玉さんに聞いてみてくださいね。
 
こんなツールを使っています

今回の制作は、エアブラシ電動工具などは使用せず、
ナイフやすりなどの身近な道具、
そして、マーカーなどのお手軽ツール
リアルタッチマーカー、ウェザリングパステル、
ウェザリングマスターなど
)を使用して制作
しています。

裏テーマは電気を使わないモデリング
そう!地球にやさしいエコモデリングです(笑)




 
粉でウェザリングする前に……

ウェザリングパステルで泥汚れの表現をする前に、
まずはつや消しスプレーを塗装します。

つや消しスプレーの本来の目的は、
パーツのつやを整えるためのものなのですが、
これからの作業に向けて重要なポイント、
マーカーでウェザリングした部分を保護する目的や、
粉を使ってウェザリングをした時に、
定着をよりよくする効果
もあります。
 
マラサイをさくっと仕上げで作ろう!のコラムでも、
つや消しスプレーの塗装方法をご紹介しましたが、
今回もちょこっとだけおさらい。
マラサイ編のコラムはこちら!

GSIクレオスMr.スーパークリアーつや消しを使用します。
このスプレー(トップコート)は、
模型店などで手に入れることができます。

塗装する前に缶をよく振り、缶の中身をしっかり攪拌します。
 
塗装用持ち手につけます

塗装するときは、
乾燥用の持ち手乾燥台を用意すると便利です。
といっても、100円ショップの書類ケースと、
割りばしにクリップやテープを巻いたものなのですが……


効率よくきれいに塗装したり、手を汚さないために、
とても役立ちますので、ぜひ用意してくださいね。

塗装しやすいように、
スプレーが全体にいきわたるように、
写真のようにキットをバラバラにして、
持ち手にとりつけます。
 
腕、足、ボディなど、大まかにバラバラにして、
持ち手にとりつけたら、
マーカーなどのはみ出しはないかをチェック。

明るい場所で確認して、大丈夫!と納得したら(笑)
スプレーを吹く前に、
ブラシなどでホコリをはらいます。


こちらは100円ショップのお化粧用のブラシ。

ホコリがついていると上手く塗装することができません。
丁寧にはらい落としましょう。
 
パーツとスプレーの距離は、
約10~15センチくらい離します。

スプレーの吹き始めと吹き終わりは、
パーツにかからないように塗装します。

詳しい塗装方法はこちらをご覧ください。
HGマラサイをさくっ!と仕上げで作ろうの巻 その4
~ガンプラはじめて仕上げ トップコート編~


腕や足などの折り曲がる部分は、
伸ばした状態と曲げた状態の、
2回に分けて塗装します。

1時間くらいしっかり乾燥させ、次の作業に入ります。
 





ウェザリングパステルセット1 各3色入り 945円(税込)GSIクレオス
PW01 ダークブラウン (土や泥、錆び)
PW02 ライトブラウン (乾いた土や泥)
PW03 サンド (砂やホコリ)

ウェザリングパステルセット2 各3色入り 945円(税込)GSIクレオス
PW04 チャコールブラック (すす汚れ)
PW05 ライトグレー (うっすらとしたホコリ)
PW06 ラストオレンジ (サビ)
粉を使ったウェザリング

粉を使った泥や砂の表現には、
GSIクレオスウェザリングパステルセット
使用します。

一見すると塗料のビンと同じ感じですが、
ビンの中にはウェザリング用の粉が入っています。

土や泥、さび汚れなどの色が、
あらかじめ調色
されているので、
初めてウェザリングをする方にも、
使いやすいかと思います。

画材屋さんで膨大な色数のパステルの中から、
これぞ!っていう色を選ぶ大変さや、
買ったパステルを粉にする手間を考えると、
模型店で入手できて、しかも粉!ってとても便利ですよね。


←内容や用途などはこちら。
 
ウェザリングパステルを使ってみよう

まずは、塗料皿などの入れ物に、
使う分だけ粉を出します。

粉を取り出すときは、
もわもわ~と舞い上がらないように、
調色用のスティックやさじを使って、
なるべくそーっと取り出すことをおススメします。

粉の状態で筆にとり、直接パーツに乗せて、
砂やうっすらとついたホコリの表現をすることもできます。
 
使うのは水性ホビーカラーうすめ液

もちろん粉のまま使うこともできますが、
今回はうすめ液を加えて使用する方法をご紹介。
使用するのは水性ホビーカラーうすめ液です。

水性ホビーカラーうすめ液を使用すると、
リアルタッチマーカーのインクが
流れてしまう可能性があります。

先ほど下準備として行った作業、
つや消しスプレーなどのトップコートを塗装して、
マーカーのインクを保護してくださいね。
 
パステルをうすめるコツ

粉に直接うすめ液を入れてしまうと、
サラサラになりすぎる可能性があるので、
写真のように別の容器を用意します。


筆をうすめ液で適度に湿らせながら、
粉に加えていくほうが加減調整も簡単で、
いろいろな濃さで作業することができるので、
表現の幅も広がります。
 
パーツに泥を塗っていきます。

一番泥が付きそうな足のパーツに、
ダイナミックに乗せていきます。

うすめ液で薄めたパステルの粉が、
筆先につきすぎちゃったという場合は、
ティッシュなどでふき取って調整を行います。

塗りすぎた!と思ったときは、
水性ホビーカラーうすめ液を含ませた綿棒で、
ふき取ることができます。
 
ウェザリングパステルのふき取り

乾くとつや消し状態になります。

しかし、このままでは筆の跡がくっきりで、
なおかつ塗りたくっちゃった感じですよね。

そこで、水性ホビーカラーうすめ液だけを含ませた筆で、
余分なパステルをふき取って調整します。
 
こちらは半分だけ拭き取って、
泥の濃さを調整したパーツ。→


もちろんべったり塗ることもできますが、
用途や目的によって、
加減したり、調節することによって、
さまざまな表現をすることができます。


泥汚れ以外にも、粉っぽいさび汚れやスス汚れ、
うっすらついたホコリなど、
粉状のパステルだから表現できる汚れもあります。



筆を指でピッピとはじいて、
泥の跳ね返りなどの表現をしたり、
アイデア次第でいろいろ使えると思います。
パステルの粉は、
違う色同士を混ぜることもできます。

場所によって色を変えたり、
色の濃さを調節したりするのもよいかと思います。


うすめ液に対して、粉の分量を多くすると、
ダマになって、足の裏のミゾなどに詰まった、
固まった泥や砂の表現もできます。

また、塗装する面積によって、
平筆や面相筆など、筆を使い分ける
ことも、
スムーズに作業するコツです。
 
全体の様子を見ながら、
気のすむまでウェザリング(笑)

ウェザリングのゴールは自分で設定するものなので、
やりすぎない程度に作業しましょう。

使い終わった筆は、ティッシュなどで粉をふき取り、
水性ホビーカラーうすめ液か水で洗います。


さて、じょいほび!のウェザリング作業も、
このへんで一区切り!次回は仕上げに入ります。
 


次回はマーキングデカールを貼ったり、
モノアイなどの部分塗装を行います。

いよいよ仕上げの作業に突入です!

完成まであと少し!次回もお楽しみに。

1/100 MGザク Ver.2.0製作編 コラム第6回
マーキング&部分塗装をしよう!の巻 に続く!
(C)創通・サンライズ


 
 
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