オオゴシ*トモエ vs 長谷川指導員 HCM pro3番勝負!

第三戦 HCM Pro自由課題 ディスプレイ対決!

じょいほび!番外編  オオゴシ*トモエ vs 長谷川指導員 HCM pro3番勝負!
これまでHCM Pro(ハイコンプロ)を題材に作品を製作してまいりました、
3番勝負ですがいよいよ今回が最終対決です!

第一戦 HCM Pro サザビー マーカータッチアップ対決
第二戦HCM pro νガンダム オリジナルカラーリング対決 
に続いて第三戦は部屋に飾ることを前提とした、
HCM Proディスプレイ対決を行います。

自由課題の自由製作でのびのびと(?)製作された作品や、
長谷川指導員、オオゴシ*トモエのHCM Proコーディネート術も必見です。


どんな作品が出来上がるのか?
勝利の女神は、模型の神様はどちらに微笑むのか?!
最終決戦の第三戦も存分にお楽しみください。
第三戦レギュレーション


第三戦はHCM Pro自由課題 ディスプレイ対決!です。

使用するHCM Pro、材料、製作方法などはすべて自由です。
模型用の素材、それ以外の素材も自由に使用しての製作となります。

条件はベース製作を行うことと、HCM Proに必ず手を加えること。

部屋に飾ることを前提とした、総合的なコーディネート作品を製作します。
第三戦 お題は自由課題!


最終対決のお題は自由課題!好きなHCM Proを使用して作品を製作します。

長谷川指導員が選んだのはHCM Pro34 AMS-119ギラ・ドーガです。

これまでの対決で使用した、RX-93 νガンダム(ニューガンダム)
MSN-04サザビーと同じく、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
登場するモビルスーツです。

2006年11月末発売の商品なので、この企画の準備段階では発売前だったのですが、
長谷川指導員の熱烈な希望により、作品に使用されることとなりました。どんだけ好きなんだ!



対するオオゴシ*トモエが選んだのは、第一戦でも使用した、
HCM Pro29 MSN-04サザビーです。

自由課題なので好きなものを選んでいいですよ〜と言われたのですが、
やっぱりサザビーを選んでしまいました。どんだけ好きなんだ!


これらのHCM Proを使用し、それぞれ作品を製作します。
使用するもの

Mr.カラースプレー  各色 各525円(税込)GSIクレオス
・39 ダークイエロー(サンディーイエロー)
・33 つや消しブラック
水性トップコート(つや消し) 525円(税込)GSIクレオス
Mr.カラー 132 土草色   126円(税込)GSIクレオス
リアルタッチマーカーセット 1260円(税込)GSIクレオス
ウェザリングマーカーセット 1260円(税込)GSIクレオス
ガンダムマーカースミ入れペン 各種210円(税込)GSIクレオス
機動戦士ガンダム 情景模型 ランバ・ラル特攻735円(税込)バンダイ




ギラ・ドーガ ディオラマ作品製作過程

長谷川指導員編


第3戦最終対決ではHCM Proのギラ・ドーガを使った
ディオラマっぽい作品にチャレンジするであります。


で、今回の使うのはこれ!
ガンダム情景模型ランバ・ラル特攻のベース

たまに再販されるこちらのベースをそのまんま流用!


ひゃー!
川口名人みたいに一からディオラマなんか作れないっす…
という方にお奨め!(おれか…)


1/250スケールだからハイコンをのっけても
たぶん違和感は無いはず!


これからこのベースをそれっぽく塗装するであります。
まず、全部をMr.カラースプレーつや消しブラックで塗装。
 
ベースの枠の部分もまんべんなく黒くしたいので、
ダンボールの切れ端などのもち手をつけてスプレーを吹く。

仕上がりもきれいで、手も汚れなくて一石二鳥だ!

塗料が乾いたらベースの枠の部分に
マスキングテープを貼って保護。



塗装したダークイエローが乾いたら、
岩場をMr.カラー土草色でドライブラシ。


筆に塗料をしみこませたら、ティッシュなどでよくふき取って、
乾いた筆先でこするように、岩の角を中心に塗料を乗せていく。
 
でもって、ウェザリングマーカー泥で
岩場の溝とかを塗っては綿棒で擦って塗装。


ウェザリングマーカーの泥や砂のペンは、
乾くと綿棒でぼかすことができる。


岩場に陰影をつける感じでペイントしていこう。


ん〜それっぽくなるかな〜と試行錯誤で塗装。
失敗したらまたダークイエローを上から吹いちゃえばOK。



ギラ・ドーガをタッチアップ!


ベースがなんとなくできてきたら、
上に乗っけるギラ・ドーガをマーカーでタッチアップ。


第1回戦のサザビー同様、
ガンダムマーカーのスミ入れ筆ペンで全身しつこくスミ入れ、
つや消しのトップコートを吹いて、
リアルタッチペンやウェザリングマーカーで仕上げ。



今回はディオラマなのでいつもより汚してます。
やりすぎた・・・ガーン!!
 
ギラ・ドーガ1体じゃ寂しいので、
ここでまた勝手な脳内設定発動!!

なんか色が近いからいいやとハイザック
ホワイトベース討伐隊のマゼラアタックもゲスト出演!


これでおれの脳内地上部隊(?)が出来た!!


ハイザックはヤクト・ドーガギュネイ用の
初回版に付いていたネオジオンのデカールを貼って、
不自然感をごまかし!!
そんなこんなで、3体をディオラマベースに配置。
それっぽく置くコツは斜めに置くであります。
なんか情景ぽくなるようにね。


と、言った訳で完成であります。


ん〜、こんな地上部隊いねぇよ!
という声が聞こえてきそうだが、
ガンプラを始め、ガンダムって架空な世界なんだから
好きに作っちゃえという自論で有りであります。
ザビー ディスプレイ作品製作過程 オオゴシ*トモエ編

続いてはオオゴシの製作過程をご紹介します。

長谷川指導員の作りそうにない方向性を模索…していたら、
長谷川指導員からメールが届きました。そこにはこんな一文が…

「オオゴシさんのことだからどうせ綺麗な作品ですよね?」

…わ!もっそい読まれてるー!!お互いハラの探りあいですよ。

第三戦の作品はサザビーを使用してオリジナルカラーリングの作品にします。
コンセプトは女性の部屋においてもらえる作品です。
まずオリジナルカラーリングをする場合は、
説明書設定画などの資料を見ながら、
作業計画を立てます。

イメージをつかむためにオススメなのが、
設定画ぬりえ


設定画に色鉛筆などで色を塗って、
カラーリングを考えていきます。
今回のサザビーのカラーリングは今までにない感じの色味にしようと、
パープルと白を基調にカラーリング。

Mr.カラーのパープルとホワイトをエアブラシを使って塗装していきます。
部分塗装はバクシードマーカーのゴールドを塗ります。

トップコートにマニキュアを塗装し、パール塗装っぽく仕上げます。
偏光パールなので、見る角度によってパールが紫→金に変化します。


ヤマシロヤさんは女性客も多いので、旦那様や彼氏と一緒にきた女の子に、
お部屋に飾りたい!と思ってもらえるようなサザビーを作って、
女性票を狙おうという作戦。これからさらに美しくします。

使用するもの
Mr.カラー 各126円(税込)
GSIクレオス
C1 ホワイト(白)
C67 パープル
美透明接着剤 399円(税込)
GSIクレオス
木製ベース、真鍮線、マニキュアラインストーン、ビーズなど

飾りつけをしよう!模型…製作???


サザビーの塗装が終わったら、飾り付けを行います。

今回はデカールなどを貼らないかわりに、
ネイルアート用のラインストーンを部分的に貼り付けます。
自由製作ということで、のびのびやらせていただきます。


これまで作品の中でごく一部に使ったことはあるのですが、
こんなに広い面積に貼るのははじめて!
大小のラインストーンをバランスよく貼り付けていきます。
 
そして!今回のポイント、ベース製作を行います。

最近のガンプラにはディスプレイベースが
付属していますよね。
浮かせてディスプレイすると、ポーズの幅が広がります。
特にSEED系のモビルスールなどは飛んでいる印象が強いですよね。


専用のベースがない場合は、
市販の素材を使用して作っちゃいましょう!


模型ショップやホームセンターなどで手ごろな
ベースを入手し、ピンバイスで穴をあけます。
まっすぐ穴をあけるようにしましょう。
 
ベースはプラスチック製のものや、透明なもの、
木製のものなどいろいろあります。
作品に合わせてセレクトしましょう。


ベースの色が薄い場合は、塗料を使用してペイントします。
ちなみに今回使用したのはMr.カラーのマボガニー。
平筆で塗っていきます。


ムラになったときは乾かして二度塗りします。
 
続いてサザビー本体にも穴をあけます。


足の付根部分のパーツ、なるべく目立たない箇所に、
ピンバイスを使用して、真鍮線を差し込む穴をあけます。
今回は2ミリの真鍮線で支えます。

支える棒も金属以外にも透明なプラ棒などいろいろあります。
こちらも作品に合わせて選びましょう。


今回はでディスプレイ勝負!
浮かせるだけだとイマイチインパクトが弱いので、
さらにベースを飾り付けます。
 
用意したラインストーンやビーズをベースに
配置していきます。
このビーズやラインストーンは100円ショップや
ビーズ屋さんを中心に購入したもの。

パープル、ピンク、ホワイトの色味を中心に使用しました。

長谷川指導員 オオゴシ*トモエ、両者のディスプレイ作品です。
ガンダム情景模型ランバ・ラル特攻のベースを使用してHCM Proギラ・ドーガをディスプレイしました。

HCM Proサザビーをオリジナルカラーリングで塗装し、宝石箱のようなベースに浮かせてディスプレイしました。

果たして勝負の行方は・・・?

3番勝負で製作した作品をヤマシロヤ6階に展示。

実際にその場で作品を見比べたお客様の投票によって勝敗を決定いたしました。

負けたほうには罰ゲームが!その罰ゲームとは…

勝負に負けた方は、ある格好をしてみんなにニヤニヤみつめられながら
何かを行わなければならない!という恥ずかしい内容のもの。
コスプレ?!着ぐるみ?何かってなにさ!

 
※コラム中で紹介されている商品・メーカー・価格等の情報は初掲載時のものです。現状と異なる場合がありますのでご了承下さい。
(c)創通エージェンシー・サンライズ